夏スマホの新製品は6機種ながら、auでのみリリースされる端末が含まれるなど、特徴的な製品も用意されています。フラグシップ級の端末は、すでに発表済の「Galaxy S7 edge」「Xperia X Performance」のほかに、「HTC 10」「AQUOS SERIE」の計4モデル。3波によるキャリアアグリゲーション(3CC CA)で下り最大370Mbpsの最新ネットワークに対応したほか、CPUはいずれもSnapdragon 820、メインメモリーは3GB以上と非常に高性能となっています。そのなかでも新発表のHTC 10に注目したい。これまでのauのHTC端末が国内向けに大きくカスタマイズされていたのに対し、ほぼ海外モデルの外観のまま国内投入されるのがうれしい点です。ただし、おサイフケータイやワンセグには非対応であるところがネックとなっています。AQUOS SERIEはシャープのフラグシップ機で、5.3型IGZO液晶を搭載しているとのことです。auオリジナル端末では、Qua phoneに第2世代モデルの「Qua phone PX」が登場。今回はLGが製造を担当し(前モデルは京セラ製)、フルHDの5.2型液晶、オクタコアCPUなど、ミドルクラスながらなかなか高性能となっています。8型タブレットの「Qua tab PX」も同様にLG製です。そのほか、昨年リリースの超タフネススマホ「TORQUE G02」は、Android 6.0の導入とともにブルーの新色が追加されているのです。