SDメモリーカードの変遷

2003年ごろまでは、ソニーが開発したメモリースティックなども市場で一定の地位を占めていました。しかし2005年ごろからminiSD規格が携帯で採用されるようになってきたため、SDメモリーカード規格は急拡大し始めました。2006年にはメモリーカード市場のシェア約7割を獲得したというデータもあります。現在使っているスマホで使えるSDメモリーカードの規格が何なのかは、メーカーやキャリアのHPでスペック表を確認しましょう。SDメモリーカードは「外部メモリー」にあたり、その項目には「○GB microSDXC」のような記載があると思います。使用可能なSDメモリーカードの規格を絞り込むには、スペック表を確認した上で、下記の二つの点を考慮してください。一つは、カードスロットに入るスマホSDカードの大きさです。対応規格のロゴから、SD / miniSD / microSDの判別ができます。大きさが合わない場合は、対応する変換アダプタが必要になります。もう一つは、メモリー容量です。SDメモリーカードは、スロット側(スマホ側)の下位互換がありませんので、注意が必要です。例えば、中位規格であるSDHC規格のカードは、SD対応規格のスマホでは使えませんが(下位互換性がない)、SDXC規格のスマホでは使用可能です。もし、お使いのスマホがSDXC対応規格のスロットであれば、各容量のSDメモリーカードが使えると考えて問題ないでしょう。SDメモリーカードも、大きさとメモリー容量で種類が決まっていることがわかれば、難しい話ではありません。売り場で壁一面にSDメモリーカードが並んでいても、ひるむことなく探せるようになるでしょう。

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